こだわりポイント
唯一無二の秘伝のみたらしタレは、出汁(だし)のうまみが非常に濃いのが特徴。広島県産の新鮮な牡蠣、利尻産の上質な昆布、香り高い削り節から抽出した「うま味エキス」で出汁を取り、勉強堂の菓子工房にて独自の牡蠣出汁醤油へブレンドします。また、職人の手握りでごつごつとしただんごは、「牡蠣出汁みたらしタレ」がしっかりと絡むように工夫されています。焼きたては香ばしさが際立ち、冷めても柔らかさがいつまでも続きます。お持ち帰りの際はレンジで温めると、より一層おいしく召し上がれます。
厳選の原材料について
1. 広島県産牡蠣(カキ)について
広島県のかき生産量は全国1位です。一般的には、殻は小さいけれど、身は殻の割には大きくぷりっとしていて濃厚な味わいとされています。 出荷は10月~5月までですが、旬の時期は年明けの1~2月です。その時期はカキの体内に、美味しさの元となるグリコーゲンが大量に蓄えられているからです。(勉強堂では旬の時期に収穫され、冷凍保存されたカキを使用しています)。また、広島かきの人気の秘密はその美味しさはもちろん、確かな安全性にもあります。広島県産のかきは県が独自に条例を定めるなど、食品衛生上の安全対策には特に力をいれています。「かきを処理する作業場に関する条例」により、かき生産者や仲買業者は、設置するかき作業場について、県などの許可が義務付けられています。 食品衛生法による「生食用かき」の規格基準について、検査が行われ、かきの安全性の確認が行われています。さらに、定期的な海水および養殖かきの検査によってかき養殖海域の衛生状態が確認されており、広島県告示で生食用かき採取海域=「指定海域」が定められています。 「貝毒対策実施要領」に基づき、行政や取扱業者による貝毒検査が実施されており、毒化したかきが流通しないようになっています。
2. 利尻昆布について
利尻昆布(りしりこんぶ)は、主に道北地区(北海道の利尻島・礼文島・稚内地方など)で採取され、主に出汁昆布として使用されます。 また、利尻昆布は、羅臼昆布・真昆布と並んで「三大だし昆布」と言われて、香り高く清く澄んだ出汁が取れます。うま味が豊富で、ほのかな塩味のある上品な味わいです。羅臼昆布や真昆布と比べると、主張が少なく、味付けに奥行きを出しながらも素材や料理を引き立ててくれます。勉強堂では、低温・中温・高温で昆布のうまみを最大に引き出した一番だしのみを使用しています。
3. 削り節について
併せ出汁となる「昆布」と「カキ」のうまみを最大限に引き出すように。勉強堂では「本かつお」の削り節をうす削りにした「花かつお」を使用し、こちらも風味が一番良い一番出汁のみ使用しています。
4. 出汁醤油について
勉強堂で使用する「カキ醤油は」、勉強堂の工場にて出汁を抽出したオリジナルブレンド醤油を使用しています。「みたらしだんご」に最適な醤油を求め、菓子職人が全国を渡り歩き探し求めた本醸造の濃口醤油。「カキ」「昆布」「かつお削り節」で抽出された出汁とブレンドし、時間をかけ寝かすことにより旨味がさらに熟成されます。